7月23日に開会式を迎えた東京オリンピック・パラリンピック、あっという間に明日が閉会式ですね。
今大会は新型コロナウイルスの世界的なまん延により、本来であれば昨年開催でしたが今年に延期となりました。
直前まで中止案が出されたり、観客を動員するか、無観客で行うのかの議論もされていましたが、各国のトップアスリートが日本に集い、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。
日本人選手は自国開催ということもあり、すごく大きなプレッシャーを背負って臨まれたのだと思います。
そのような中で、見事メダルを獲得された日本人アスリートの試合後のインタビューでの言葉をいくつかご紹介します。
“金メダルを目指して後輩たちに頑張ってほしい”
卓球、男子団体で銅メダルを獲得した日本。3位決定戦は、この大会を競技人生の集大成と位置づけて臨んだベテランの水谷隼選手が勝負強さを見せました。
丹羽孝希選手とペアを組んだ第1試合のダブルスに勝利。さらに第4試合のシングルスは、みずからがストレート勝ちし銅メダルを決めました。
水谷隼選手
「最高の後輩たちに恵まれて、すばらしい結果を残すことできた。次のパリ大会では金メダルを目指して後輩たちに頑張ってほしい」
丹羽孝希選手
「どんなにミスをしても(ダブルスでペアを組んだ)水谷選手が『強気で攻める』と言ってくれたのでどんどん調子が出た」
張本智和選手
「(銅メダルは)初めてのメダルなので、やっと世界のスタートラインに立てた気がする」
“目標をどんどん現実にしていきたい”
卓球女子団体決勝で、日本は中国に0対3で敗れ銀メダル。日本は準決勝までは1試合も落とさずに危なげなく勝ち上がり、3位以下のチームとの力の差は示しましたが、卓球王国の底力を示される結果となりました。
伊藤美誠選手
「勝って終わりたかったので悔しい気持ちは強い。中国選手以外には負けなかったことは自信になったが、
中国選手に勝ちたいという気持ちが強く、目標をどんどん現実にしていきたい」
石川佳純選手
「東京大会では絶対にダブルスで中国に勝つと準備をしてきた。結果は負けたが、試合に臨む気持ちはすごく意識が変わったし成長できたと思う」
平野美宇選手
「今回すごく楽しかったので、今後も卓球を頑張りたいという気持ちが大きくなった」
“プレッシャーが力になると信じている”
レスリング女子57キロ級を制した川井梨紗子選手。決勝ででは投げやタックルでポイントを重ね、相手にポイントを許さず5対0で完勝。
その瞬間、まるで何かから解放されたような笑顔を見せました。
川井梨紗子選手
「プレッシャーがなかったといえばうそになる。でもそのプレッシャーが力になると信じているんで、私はそれを抱えるだけの選手にならないといけないと思って戦いました」
「楽な道のりではなかったが、報われるだけの努力をして、きょうを迎えることができたと思う」
“ここで終わらせるつもりはない”
ボクシング男子フライ級の田中亮明選手は銅メダルを獲得。準決勝で判定で敗れ決勝進出はなりませんでしたが、
日本の男子フライ級で1960年ローマ大会の田辺清さん以来のメダルとなりました。
田中亮明選手は
「最高ですね。反省とかはない。きょうできることをやったかなと思う」
「ここで終わらせるつもりはない。何かは今は言えないが、必ず目標を見つけて挑戦したい」
“目指していたのはここではなかった”
ボクシング女子フライ級の並木月海選手は準決勝で敗れましたが、3位決定戦がないため、銅メダルを獲得しました。試合後は「悔しい」と涙を流し声を震わせました。
並木月海選手
「自分が目指していたのはここではなかったので悔しい」
「本当にいろんな方々に応援してもらい、自分にとって力になった。感謝の気持ちを金メダルで表したかったが、それができなかった。次は一番いい色のメダルを取れるように頑張りたい」
“後悔がないぐらい練習してきた”
スケートボードの女子パークで、19歳の四十住さくら選手が金メダルを獲得しました。決勝の1回目では、1回転半する大技で5月の国際大会で自身で初めて成功させたばかりの「540」を12回連続で成功させて60点台の高得点をたたき出してライバルたちにプレッシャーを与え、金メダルにつなげました。
四十住さくら選手
「後悔がないぐらい練習してきたので、それが結果につながったと思う。家族に喜びを伝えたい」
「満足できる結果だけど、ノーミスではなかったので、そこは次へ向けて練習を頑張りたい」
“きょう一番強い自分を見せずにいつ見せるんだ”
柔道男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフアロン選手。韓国の選手との対戦となった決勝は延長戦にもつれ込み、ウルフ選手は大内刈りや内股で攻め続け大内刈りで一本勝ちしました。表彰式ではプレゼンターから受け取りみずから首にかけたメダルを感慨深そうに見つめました。
ウルフアロン選手
「金メダルは、思ったよりも重かったです」
「本当にこのオリンピックに人生をかけていたので、きょう一番強い自分を見せずにいつ見せるんだという気持ちで戦うことができた」
いかがでしたでしょうか?
出場することだけでもすごいことなのに、世界の大舞台でメダルを獲得できるのはこれまでの練習、苦労、経験など何年間も積み重ねた集大成なのだと思います。
全員が金メダルを目指して臨んでいたのだとあらためて感じました。
常に前を向いているからこそ、金メダルを獲得できてもなお上を目指す向上心が生まれるのだと思います。
今回は特に若い選手が頑張りを見せてくれました。感動とともにこのような世の中に元気を与えてくれましたね。
アスリートの皆さんのようにストイックにはなりきれないですが、気持ちの部分で見習えるところを取り入れたいと思いました。














