みなさんは「レジリエンス」という言葉をご存知でしょうか。
レジリエンスは心理学の用語のひとつで、「回復力」「抵抗力」「復元力」という意味を持っています。
一般に、人は強いストレスを感じる状況に陥ると、落ち込み暗い気持ちになります。
どのような事柄にどれほどストレスを感じるかは個人差がありますが、感じたストレスに対する反応も各人のレジリエンスのレベルによって変わります。高いレジリエンスを持っていればそうでない人に比べ、強いストレスを受けている状態から早期に回復することができます。それは「何もつらさを感じない」ということではなく、自分で適切にストレスに対処し、自身の経験値につなげていけるということを意味しています。
自分に厳しく、まじめに物事に取り組む人ほど、日々ストレスを溜めこんでしまいがちです。ストレスを娯楽や息抜きで発散することも大切ですが、ストレスそのものに対応する力を鍛えることもまた、社会生活を送るうえで重要になってきます。レジリエンスを高めていくことで、しんどい状況、負荷のかかる状況にあっても心を折らず、やるべきことに対処できるようになっていきます。
以下でレジリエンスが高い人の特徴を一部紹介します。ご自身に当てはまるかどうか、ぜひチェックしてみてください。
①物事をポジティブに捉える
レジリエンスが高い人は、物事の前向きな面に注目し、ポジティブに捉えていくことができます。失敗したときにも「もうだめだ」「自分にはできないんだ」と悲観的になるのではなく、「こうしたらできるようになるかも」「こうしたらうまくいくかも」と可能性をあきらめずに再挑戦できます。同じ事態に直面したとき、高いレジリエンスがある人とそうでない人で、その後のアクションが変わってきます。また、周囲の人に対しても短所ではなく長所を見つけ、良いところを認めて褒めることができます。
②ユーモアを大切にしている
強いストレスがかかるような場面においては、なかなか柔軟に物事を考えることができませんよね。自分や他者を責めたりマイナスな想像や発言をしてしまったりと、一般的には暗い気持ちになることが多いと思います。レジリエンスの高い人ほど、苦しい状況も笑いに変え、遊び心を忘れずに楽しむことを心がけています。
③自分も他人も尊重し信頼している
レジリエンスが高い人はほどよい自尊感情を持ち、同時に他者も尊重しています。過度な自己否定をすることもなく、自分を大きく見せようとすることもなく、自己肯定感を持って過ごしています。そして、自身を大切にするのと同様に、他人を認めることができます。
④事実を認め、きちんと振り返ることができる
どんな物事においてもありのままの事実を事実として受け入れ、次に取るべきアクションを柔軟かつ冷静に見定める力があるのが、レジリエンスの高い人です。自分の考え方の癖を把握し、偏ったものの見方をしないよう、事実を拡大解釈せずに見極めることができます。
以上がレジリエンスの高い人の特徴です。ご自身に当てはまる部分はあったでしょうか。
Nagu豊中では、レジリエンスを高める方法をはじめ、ストレスへの対処法やセルフケアについて学ぶプログラムを用意しています。
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