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コラム

2024.3.22

「メンタルヘルス」と「セルフケア」

こんにちは、Nagu豊中です!
みなさんは「メンタルヘルス」という言葉をご存じですか?
働く私たちにとって重要な「メンタルヘルス」について今日はご説明いたします。

メンタルヘルスとは?

メンタルヘルス(Mental Health)とは、文字通り「精神面(心)の健康」を示す言葉です。
厚生労働省は、メンタルヘルスの構成要素として「情緒的健康」「知的健康」「社会的健康」「人間的健康」の4つを挙げ、これらが “生活の質”に影響するとして対策の重要性を説いています。

1「情緒的健康」・・・自分の感情に気付いて表現できること
2「知的健康」・・・状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること
3「社会的健康」・・・人や社会と建設的でよい関係を築けること
4「人間的健康」・・・人生の目的や意義を見出し、主体的に人生を選択すること

簡単に言えば「自分の気持ちを我慢せず伝え」、「問題があったら落ち着いて考え」、「周りの人とちょうどよい距離感で付き合う」ことで、「自分が主役の人生を過ごす」。
これができることが「心の健康」を保つために大切であるという考え方ですね。
逆にこれが難しいのであれば「心の健康」が保てず、心身の不調につながる可能性が高いと言えるでしょう。

なぜ「メンタルヘルス」が注目?

ストレス社会と呼ばれて久しい現在は、仕事や職場で強いストレスや不安、悩みを抱えている人が増えています。
それに伴い精神疾患により治療を受けている人が増えており、世界的にも大きな問題となっています。
WHO(世界保健機関)によりメンタルヘルスは個人や社会経済の発展に不可欠であるとして世界的に認識されています。
日本でも労働者の心身の不調による退職や休職が増えており、労働者と企業双方にとって大きな問題となっています。

厚生労働省の「労働安全衛生調査」では、令和3年11月1日から令和4年10月31日の1年間に、メンタルヘルス不調により連続1カ月以上休業した労働者がいた事業所の割合は8.8%で、前年に比べ1.0ポイント増加しています。
さらに退職した労働者がいた事業所は4.1%で、こちらも同0.4ポイントの増加となっています。
また、労働者に対する「個人調査」の結果によると、現在の仕事や職業生活で「強いストレスとなっていると感じる事柄がある」とした人は53.3%(前年調査54.2%)と半数を超えています。
ストレスの内容(主なもの3つ以内)をみると、「仕事の量」が43.2%、「仕事の失敗、責任の発生等」が33.7%、「仕事の質」が33.6%、「対人関係(セクハラ、パワハラを含む)」が25.7%などとなっています。

このような状況を受け、日本でも2014(平成26)年6月に労働安全衛生法が改正され、2015(平成27)年12月1日から「ストレスチェック制度」が義務化されました。
制度の主な目的は、労働者自身のストレスへの気付きを促進すること、ストレスの原因となる職場環境の改善につなげることの2点です。

厚生労働省の推奨するストレスチェックは57から80の項目についてその時の自分の状態を4段階で評価します。
たとえば「時間内に仕事が処理しきれない」という状態があるかどうか、そうだ「1」、まあそうだ「2」、ややちがう「3」、ちがう「4」のどれに当てはまるか考えるわけですね。
その総合的な結果を医師が評価し、その結果は本人へ通知されます。
高ストレスの状態だと評価された場合は医師の面接指導を希望することができ、企業もその希望を叶える義務があります。
また本人の許可があれば企業へも通知し、企業は業務上で改善の措置や医師の面談を勧めることも必要だとされています。

このストレスチェックにより、労働者自身が自分の状態に気がつくことに繋がりますし、医療の助けをもらいやすくなります。
また企業も、よりストレスの少ない労働環境作りに役立てることができますね。

セルフケアのすすめ

今働いている方、これから働こうとする方に、私たち支援者は「セルフケア」がとても大切ですよとお伝えしています。
「セルフケア」とは自分で自分の心身の状態に気づき、できる範囲でそれを安定させることです。
就労においては勤怠が安定していること、つまり「休まず勤務出来ること」がとても大きなポイントとなります。
企業の採用担当者が求めるもとして、スキルよりもまず「勤怠の安定」が挙げられることも多いです。
そのためにはご家族や医療、福祉など周囲のサポートを活用しながら、自分でも心身の体調を調整していくことが必要となりますね。

そこでご紹介したいのが厚生労働省の「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトこころの耳」です。
https://kokoro.mhlw.go.jp/worker/

このサイトでは、eラーニングで学ぶ「15分でわかるセルフケア」や動画で学ぶ「メンタルヘルス教室」などわかりやすい動画や資料を見ることができます。
自分でできるチェックや、さまざまなお悩みにこたえるQ&Aのコーナーもありますので、ぜひのぞいてみてください!

「セルフケア」で「メンタルヘルス」を守ろう!

今日は「メンタルヘルス(心の健康)」について、詳しくお話しました。
本当にあなたの心の健康を守れるのはあなた自身だと考えています。
忙しい毎日ですが、ぜひご自身の体調の変化、そして今の感情に目を向けてみてくださいね。

Nagu豊中・Nagu川西に興味を持たれた方へ

就労移行支援事業所Nagu豊中・Nagu川西がどんなところか詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

Nagu豊中・Nagu川西は、豊中市、川西市の方はもちろんのこと、

大阪市、池田市、箕面市、吹田市、豊能町、宝塚市、伊丹市、猪名川町などの方も利用できます。

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365日24時間受付をしておりますので、お気軽にご相談ください。

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Nagu豊中:06-6151-9673
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月曜日から土曜日の9時から18時まで受付をしております。

皆さまの就職に向けた前向きな気持ちを丁寧に寄り添いながらスタッフ一丸となって温かくサポートいたします。

2024年4月の予定

プログラムやグループワークは体験でもご参加いただけます。
気になるプログラムがありませんか?
見学・体験はメールや電話でご予約いただけます。お気軽にお問い合わせください。
一緒に就職に向けて、一歩踏み出してみましょう!

1日(月) ボディワーク/ビジネスマナー講座

2日(火) ボディワーク/ハローワーク同行

3日(水) ボディワーク/SST

4日(木) ボディワーク/PC講座

5日(金) ボディワーク/ビジョントレーニング

6日(土) ボディワーク/Zoom写真ポイント講座/映画ミーティング

8日(月) ボディワーク/ビジネス基礎講座

9日(火) ボディワーク/SST

10日(水) ボディワーク/PC初心者講座/運動プログラム

11日(木) ボディワーク/セルフケア講座

12日(金) ボディワーク/ビジネス実践講座

13日(土) ボディワーク/映画鑑賞会

15日(月) ボディワーク/PC講座

16日(火) ボディワーク/ビジョントレーニング

17日(水) ボディワーク/就活準備講座

18日(木) ボディワーク/SST

19日(金) ボディワーク/心のデトックス/避難訓練

20日(土) ボディワーク/ボードゲーム&NaguCafe

22日(月) ボディワーク/セルフケア講座

23日(火) ボディワーク/SST

24日(水) ボディワーク/ビジネス実践講座/運動プログラム

25日(木) ボディワーク/PC講座

26日(金) ボディワーク/就活準備講座

27日(土) ボディワーク/事業所内PC試験/焼きそば作り

29日(月) ボディワーク/SST/運動プログラム

30日(火) ボディワーク/心のデトックス

お電話での問い合わせ時間は9:00-18:00となります。

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利用開始までの流れ

  • 資料請求

    1

    Nagu豊中・Nagu川西の詳しいご案内をお送りします。

  • 見学

    2

    実際に来所して頂き、Nagu豊中・Nagu川西の雰囲気を見てもらったり、お話を伺わせて頂きます。

  • 体験利用

    3

    ご自身のご都合に合わせて体験ができます。見学時にご希望があれば、そのまま体験して頂くことも可能です。

  • 手続き

    4

    利用の際には、お住まいの市区町村の役所で手続きが必要となります。不安な方は同行しますので、ご安心下さい。

  • 利用開始

    5

    契約手続き、利用についてのご説明をします。あなたに合った計画を相談しながら一つずつ決めていきます。

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